天城産
わさび
伊豆天城山系「奥山川」
の源流から湧き出る
岩清水 畳石式のわさび田水が湧くところに
わさび田をつくる
水のみが育む伝統の栽培
美味しいわさびを育てるために
良いわさびが育つ条件は、森林が多く、気温の変化は穏やかで、水温が夏は冷たく冬は暖かく感じられる13℃~15℃前後が適し、アマゴやヤマメが棲むぐらい澄んだ豊富な水量が必要だと言われています。
しもやまのわさびは、伊豆の天城の冬暖かく、夏涼しいという恵まれた気候の中、伊豆天城山系 柿木川の支流「奥山川」の源流から湧き出る岩清水を利用して、段々畑式に続いている畳石式のわさび田で栽培しています。
わさび田の土は、下から「石」・「砂利」・「砂」の三層からなり、水は砂の表面を流れながら、土中の層を通り、水抜き穴からも下段の田へ流れ出るようになっており、わさびは、たっぷりの水中酸素を得て元気に育ちます。
わさびを美味しく召し上がってもらうために
おろし方
わさびの主成分は揮発性のからし油です。 その主なものが、すりおろしでわさびの細胞が破壊されるとできる物質「アリルからし油」です。
できるだけ細かく丁寧にすりおろすと、よりたくさんのからし油が作られますので、きめ細かいおろし金でおろすことをお薦めします。
- ❶ わさびの茎を外側から1本ずつ丁寧に取っていく。
- ❷ 茎を全部きれいに取る。
- ❸❹ わさびを鉛筆を握るように軽く持ち、茎を取った方(頭の方)からできるだけ細かいおろし器で、力をいれずに丸く円を書くようにゆっくりと擦りおろす。
おろして3~4分位たつと辛味成分が揮発するので、なるべく早くお召し上がりください。辛いのがお好みの方は、砂糖やレモン汁・塩などを塗っておくと辛味が増します。
おすすめのおろし金
ステンレスわさびおろし サメ吉(小)
無数の小さな刃が鮫肌風にギザギザに配列してあるので、よりスムーズによりきめ細やかにおろせます。すりおろされたわさびは淡いクリーム状になり、スリおろすほどに鼻にツーンとくる刺激と独特な香りが広がり、わさび本来の美味しさを存分に引き出してくれます。
わさびおろしには鮫皮卸板が良いと言われていますが、手入れが大変です。この「サメ吉」は、水洗いで簡単に汚れがおちます。
山芋、にんにく、生姜、ゆず等のきめ細かいおろしにも適します。
わさびの保存方法
ペーパータオルを湿らせて生わさびを包み、密閉式の袋に入れて冷蔵庫で保存。(1ヶ月は新鮮に食べられます。)
冷凍保存する場合は、わさびをすりおろし、平らに広げて冷凍する。
生わさびを使ったおいしいレシピ
❶ すりおろした生わさびを箸で練るように混ぜる。(こうするとわさびの辛味が増す)
❷ 手で小さくちぎった海苔と少量の醤油を混ぜ合わせる。
❸ ご飯にのせれば、自家製のおいしい海苔わさびの完成。食欲が増します。
- わさびの加工品
- 自家製の生わさびをふんだんに使い、こだわりを持って作っています。
作り置きはせずに、ご注文を受けてから収穫・調製を行ないますので新鮮です。
わさび三杯漬
1株からわずか2~3本しか取れないやわらかな新芽のみ使用していますので、いつでも柔らかく、お召し上がりいただけます。辛味も抜群です。季節限定品でご注文に応じられない時季があります。